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前後が録画できるドライブレコーダーをVIOFO A129 PRO DUOのレビューをしたいと思います。

このドラレコはフロント4K、リア2Kと高画質なのが特徴でWi-FiもGPSも搭載するというハイスペックモデルになります。
□パッケージ
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白ベースのパッケージです。格安品では無いのでしっかりしています。

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中は2段になっていて上段にカメラ。下段にケーブル類、その間に説明書類が入っていました。

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同梱品。本機とGPSモジュール付マウントベース、リアカメラ、カードリーダー、USB電源ケーブル4m、USBケーブル0.5m、リアカメラケーブル、ケーブル固定クランプ、内装剥がし、説明書、予備両面テープが入ってます。

□本体
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本機とリアカメラ。先日のAUKEYのドライブレコーダーと基本の形状は同じです。カメラ部分は回転して角度が調整可能です。

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GPSモジュールはマウントベースと一体になっていて横にスライドして取り外しができます。
場所を取らないのがいいですね。GPSモジュール側から電源を取ることもできるので設置方法によって選択すれば良いと思います。

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左右の端子ですが、左側面(画像上)はリセットボタン、microSDカードスロット、マイク。右側面(画像上)はminiUSB電源、AV端子、リアカメラ接続端子が並びます。リアカメラにも接続端子が有ります。

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microSDカードは別売。

Class10、UHS-I以上が推奨で容量は256GBまで対応となっています。ドライブレコーダーに最適なSanDisk 高耐久 microSDXC 128GB SDSQQNR-128Gを買いました。

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モバイルバッテリーで電源が自動で入り録画がスタートします。LEDは録画、Wi-Fi、マイクの3つあり画面が消えていても動作状態が分かります。

タッチパネルではないので液晶下の5つのボタンで操作します。設定中はボタンアイコン通りですし、録画中は画面下に案内通りでわかりやすく操作はそれほど難しくはないかと思います。

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設定は録画中は出来ないので右から2番目のボタンで録画を停止して、一番左の≡ボタンでメニューに入ります。

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言語も変更できるのですがメニューの下の方にあってほとんど設定が終わってからでした。

WDRはON、SpeadUnitはKM/H、Wi-Fiは5GHzに変更しました。

この辺は日本仕様では言語も含めてデフォルトで設定しておいて欲しいかも。

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言語は最初に設定したいものですのでメニューの一番上に欲しいですね。操作音が結果大きいのでオフにました。信号のフリッカー防止で地域に合わせて50Hzか60Hzもちゃんと設定しておくのがよいと思います。

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タイムゾーンもGMT+9.0に変更して、日時も設定し年月日の順にしておきます。画像に位置や速度を記録するようにしています。

駐車場の監視する場合は常時電源に接続した方がよいですがバッテリーは消費するのであまり乗らない方はバッテリー上がりに注意ですね。

デフォルトだと言語が英語だったり日時がGMTだったりするのでちゃんと設定した方がよいと思います。※本当は日本仕様はちゃんと設定しておいてほしいところ。

□設置
取付けたのは7人乗りのミニバン(スバル エクシーガ)です。

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アイサイト搭載車ですがステレオカメラの間でミラーの裏側は設置可能領域(ピンクに塗った領域)です。(スバルの純正ドライブレコーダーもこの位置に設置されます)


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 GPSユニットの裏の両面テープで固定したあとに本体を固定しました。運転席からはモニターがかろうじて見える程度でボタン類は運転席からはほぼ操作できない感じですが普段操作することはないので良しとします。ケーブルはアイサイトのカメラの隙間と天井の内装の隙間に入れて助手席側を回しています。(万が一ケーブルが垂れてきても運転席に来ないように助手席側を通すのがオススメです)

あと、ワイパーが拭く領域かはチェックしておいた方がよいですね。アイサイト搭載車はアイサイトカメラより下ならワイパーは届くので問題ありません。

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ケーブルはAピラーを通してシガーソケットまで内装の中に隠しました。エクシーガのAピラーはパッキンを外して留め具をはずしてから上に引き抜けばほとんど力を入れずに外れます。最近はネットで配線方法が公開されてるので助かります。

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リアカメラのケーブルは床側を通すと長さが足りなかったので天井側を通しました。内装パーツを外さずパッキンを外したりして隙間にケーブルを通していきました。リアドアへはケーブルダクトがあったので糸通しの要領でビニタイ結束などを使って引き込んでドアへ通しました。

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ハイマウントストップランプの下にリアカメラを設置しました。

リアカメラへのケーブルは端子が専用?!な感じがしたので延長コードが欲しいかも。miniUSBケーブルなどであれば市販されているのですが...。

□撮影

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データはDCIMフォルダーのMovieに保存されます。撮影動画はフロント/リア別々に一定時間毎に分けて保存されます。動画フォーマットはMp4なので特別なビューアーがなくてもパソコンで再生できます。

衝撃による自動撮影はROフォルダーに保存されます。こちらは容量が一杯になっても削除されません。

1ファイルの容量はフロント4Kで10分で2.91GBリア2Kで1GBなので合計で4GB近くになります。

最大容量の256GBだと64回、640分=10時間保存できることになります。

今回購入したのは128GBなので5時間程度ですね。さすがに4Kは容量使いますね。256GBの価格がら下がってきたら変えたいかも。


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フロント4K
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リア2K
昼間の撮影。フロントは4Kで流石のクオリティ遠い車のナンバーまでクッキリでした。
リアでも2Kはあるので問題ないクオリティはあります。
※画像はリサイズ、ナンバーや位置などはぼかし加工をしています。

設定しておくと左下に速度、座標、右下に機種名、日時が動画に入ります。
LED信号機の周波数をずらす設定もあり50Hz/60Hz地域を選んで変えられます。

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フロント4K
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リア2K
夜の撮影。市街地だとくっきりの感度があります。

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フロント4K
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リア2K
街灯のほとんどない住宅地だとフロントは見えますがリアはライトがないので暗いですね。オプションである赤外線カメラ搭載リアカメラもあるので、どうせならそれとのセットも欲しいかも。

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録画中の様子(駐車場で撮影)様々な情報がアイコンも使って分かりやすく表示されています。

□走行動画

美しい4Kドライブレコーダーの走行中動画をアップしましたので参考にしていただければと思います。
リアは2Kですが充分綺麗です。

□アプリ
 AndroidデバイスまたはiOSデバイスで無料でVIOFOアプリをダウンロードできます。

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Viofoアプリを使えばスマホで動画をみたり本体をコントロールできたりするようです。Wi-Fiは一番右のボタンを長押しすることでONになり画面にSSIDとパスが表示されるのでスマホで接続すればOKです。

□ファームアップデート

サイトからファームアップデート用データをダウンロードしてmicroSDカードにいれておけば自動でファームをアップデートしてくれるようです。


□まとめ
ほとんどのドライブレコーダーは2Kが主流ですがこのVIOFOのドライブレコーダーは4Kと超高画質のカメラを搭載しています。

今回は試せていませんがWi-FiやBluetoothも搭載し色んな使い方ができる高級機です。Wi-Fiを使えばアプリで動画を見れたり、Bluetoothは専用のボタンを使えば緊急録画ができるようです。

A129シリーズは色々ありますがこのPRO DUOはリアカメラとGPSのセットとなっていました。秀逸なのがGPSモジュールでマウントベースと一体になっていてとてもスマートなことですね。余分に配線もせずに済むのでとてもいいですね。

設定も多彩で細かいところまで好みに応じて設定出来ると思いますが、言語はメニュー最初に欲しかった。説明書もややシンプルなもの日本語がしっかりとしているので読みやすいと思います。

画質はさすがに4Kらしく昼間は遠くの車までナンバーが読み取れるのは流石です。
リアも2Kなので充分で写りも良く満足できると思います。

ただ、リアは夜間は灯りがないと真っ暗になるので折角の高級機なら赤外線搭載のリアカメラが良かったかなと思います。

VIOFOは中国メーカーですが、アメリカなどでは実績があるそうですし、日本に進出するということで、しっかりと対応してきていると感じました。

□動画レビュー(ダイジェスト)