ずっと、格安スマートウォッチを使っていたのですが通知やウォーキングのログなどがとても便利なので本格的なスマートウォッチが欲しくなりWearOS搭載のスマートウォッチを探していたらちょうどTicWatch C2+が発売されたので購入しました。
□製品ページ
Ticwatch はMobvoiという中国のメーカーが開発していますが、Googleも出資している企業で実力は高そうです。
□パッケージ
立方体に近いパッケージ。比較的シンプルでクールなデザインかと思います。
側面からスライドさせて中箱を取り出します。上下に分かれていて上側に本体と付属品、下側に替えのバンドが入っていました。
同梱品。本体、充電台、交換用バンド、説明書類が入っていました。
□本体
本体デザインは円形でシンプルですが非常にしっかりとした作りでカジュアルにもビジネスにも使えるいいデザインだと思います。
デザインが1種類しかないApple Watchに対して複数メーカーから販売されるWear OS搭載スマートウォッチはデザインの選択肢が多くて良いですね。
本体はやや厚め(12.7mm)ですが、まあ本格スマートウォッチならこんな感じではないでしょうか?
ボタンは右側上下に2つ用意され、上はWearOS標準のメインボタンで下はユーザーカスタマイズが可能なボタンで好きな動作を割り当てられます。ボタンの回転操作はありません。
裏側には充電端子とセンサー
充電台とはマグネットで固定されますので簡単確実に充電できます。
充電中は残量が表示されるので分かりやすいですね。
□接続、設定
私はiPhoneと接続しますので、iPhoneにWearOSアプリをいれます、Bluetoothにアクセスを許可して、TicWatch C2+ が表示されるので接続します。
TicWatch C2+はWi-Fiも搭載しているので家庭のWi-Fiとも接続します。(アプリのインストールはスマホ経由ではなく直接インターネットにアクセスするようです。)
Wi-Fiは自宅のWi-Fiだけでなく、スマホのテザリングも登録しておくと便利でした。
通知などのアクセスも許可しておきます。
□Face
FaceはGoogleのものとTicWatchのものがプリインストールされています。盤面を長くタップするか、WearOSアプリで盤面を入れ替えられます。
20種類以上のフェイスが最初からありました。シンプルなものから、さまざまな情報を表示できるものがあります。
さらに、GooglePlayから追加もできます。フリーのものもありますが有料のものでないとカスタマイズが出来なかったりする印象です。
格安スマートウォッチだと、数種類しかフェイスが用意されずカスタマイズは出来ないのでこれは嬉しいですね。
□スペック
CPUはSnapdragon 2100と古いですがメモリーが1GBあるからか動作はスムーズです。前モデルのC2は512MBメモリーで動作がもっさりしていたとのレビューを多く見かけます。
防水防塵規格はIP68と本格的な防水防塵性能を備えるので水泳にも対応できます。
NFCも備えますが日本では非対応なのでGoogleの今後の対応に期待ですね。
スペック一覧
- サイズ (mm) :42.8 x 42.8 x 12.7
- カラー: Onyx, Platinum, Rose Gold
- ボディ: Polyamide & glass fiber, stainless-steel bezel, aluminum back cover
- ストラップ: Genuine leather (interchangeable) 20mm (Onyx, Platinum), 18mm (Rose Gold)
- OS: Wear OS by Google
- メモリー/ストレージ: 1GB RAM; 4GB ROM
- 対象スマホ: Android, iPhone
- CPU: Qualcomm® Snapdragon Wear™ 2100
- ディスプレイ: 1.3” AMOLED (360 x 360 px)
- 通信: Bluetooth v4.1, WiFi 802.11 b/g/n
- 対応GPS: GPS + GLONASS + Beidou
- センサー: Accelerometer, gyroscope, heart-rate sensor
- NFC: Payments
Google Pay via NFC
- バッテリー: Capacity
400mAh (up to 2 days*)
- 防水防塵機能: IP68
□操作
Wear OS搭載なのでTicwatch 特有の操作はありません。フルタッチ操作が可能で上下左右のスワイプと画面タップ、長押しで操作します。
下向きのスワイプでは設定、上向きのスワイプでは通知、右向きスワイプではGoogle Assistantと戻る、左向きスワイプではタイルとなっています。
・設定(下スワイプ)
画面の明るさや、バイブの長さ、通知や接続設定などが可能
・通知(上スワイプ)
スマートフォンの通知を見る事ができます。複数の通知が来てもスクロールで見れるのでスマホを操作する時間が減りました。
・Google Assistant(右スワイプ)
音声操作が可能。スピーカーはないのでか
・タイル(左スワイプ)
□通知
通知はスマホにくる通知全てを受け取ることができます。
画面を下から上にスワイプすると通知の内容を見ることができます。複数通知が来てもスワイプすれば順に確認できるので便利です。
フェイスによっては一番最後にきた通知を冒頭のみ表示するものもあり大事な通知を見逃しにくくなってます。
格安スマートウォッチだとメジャーなアプリしか通知してくれなかったり、最後の一つしか見れなかったり、半角カナや絵文字は表示されなかったりしますので情報量と見やすさは比べ物になりませんね。
□タイル
右から左にスワイプするとタイルが表示されます
さらに詳細を見たければスマホで見ることも可能です。
□Google assistant
右から左にスワイプするとGoogle assistantが起動します。
流石に通信速度とCPU性能の影響を受けるのでサクサク動く感じは無いです。
スピーカーはないので回答はテキストで確認するしかありません。
□アプリ
格安スマートウォッチとの大きな違いはアプリが追加出来ることですね。
性能も低いですし画面も小さいのとまだ普及してるとは言えないのでスマホアプリのように多くのアプリがあるわけではないですが音楽やメモ、ゲームなどを追加できます。
Googleマップもインストールできますが、iOSだとスマホのGoogleマップと連携できないので使えない印象。Androidとだとルート案内などが連携できるので手元でルートが確認でき便利そうです。
□再生管理
□健康管理
Ticwatch C2には健康管理機能もあります。
歩数計、心拍数計を備えていてGoogle fitと連携出来るので様々なワークアウトを管理できます。
また、スマホ側ではGoogle FitとiOSのヘルスケアを連携できるのでスマート体重計や他の健康管理データとの連携もできます。
□バッテリー
バッテリーの持ちは、基本は画面オフで傾きや腕の回転でオンにするモードにしていて丸一日もつぐらいです。
一度、アンビエントモードで過ごしてみましたが1日持ちませんでした。この辺りは今後のSnapdragon 4100シリーズに期待したいですね。
□まとめ
今まで、格安のスマートウォッチばかり使っていたのでフル機能のフルタッチスマートウォッチは感動の嵐でした。格安スマートウォッチでも通知が1つしか管理できなくても、歩数計や心拍数なども記録できるので重宝していました。
ただ、仕事上、スケジュールの通知やメール、Teamsなど複数の通知が頻繁にくるので1つの通知だと足りなくなってきたこともあってフル機能のスマートウォッチが欲しくなったのです。
Apple Watchも検討しましたがデザインが1種類ですし、つまらなく思えて様々なメーカーからでているWearOSが良いかなと思って見つけたのがらTicwatch です。
WearOSはGoogle製ということもあり動作は安定してますしアプリもあります。カスタマイズの自由度も高いのでオリジナリティを出すのには最適なスマートウォッチではないでしょうか?
CPUが最新のSnapdragon 3100ではないので動作がスムーズではないのでは?と思っていましたが充分にスムーズでよかったです。C2に対してメモリーが1GBになったのが効いているのだと思います。
タッチ操作も格安スマートウォッチに比べれば格段にいいですし。GPSやWi-Fiも搭載、ハードボタンもあるので操作性も高いです。
価格も2万円台と他のWearOSに比べればコスパは良い方と思います。Ticwatch には他にもマイクも搭載する高機能のProや廉価版のE、Sシリーズがあるので気に入ったデザインのものを選んでも良いと思います。
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