マウスコンピュータのRyzen搭載のモバイルノートX4-B(左)をお借りできたので前回に続いてパフォーマンスを手持ちのHP ENVY x360 13(右)と比較チェックしてみました。
前回の開封編レビューは下記をご覧ください。
□CPU
X4-BもENVY x360 13もどちらもRyzen5 はAMD製なのですが、同世代のintel 第8世代i5/i7よりはパフォーマンスが上に考えられることが多いです。上位のRyzen7とはそんなに差がないのでバランスな良いCPUと思います。
次のRyzen4000シリーズ搭載機もぼちぼち出てきていて楽しみです。
□ストレージ
借りたモデルはM.2 SSD 256GBを搭載。HDDに比べると圧倒的な速度ではあります。一方でENVYはPCIe NVMe M.2 512GBで更にアクセスが速いです。X4-Bはカスタマイズで1TB NVMe SSDまで選べる自由度の高さは良いですね。
□グラフィック
Ryzen5を搭載していることもあり、内蔵グラフィックはRadeon Vega8です。同世代のintel 第8世代よりは高く、今の第10世代のi5/i7と同等程度ですのでコストパフォーマンスは優秀です。
ということで、ドラゴンクエストXベンチマークでパフォーマンスチェックしてみました。
Mouse X4-BのDQXベンチマークですが、フルHDの最高品質設定で4000台のスコアでした。
同じCPUを心臓に持つHP ENVY x360 13でDQXベンチマークを様々な設定でチェックしてみました。3Dゲームをやると気になるのがCPU温度ですので5回連続で測定しています。
その結果がこちら
横軸にCPU温度、縦軸にDQXスコアとなっています。四角枠はX4-B、丸い点線枠はHP ENVY x360 13の結果です。
この結果は面白いですね。設定を変更してもスコアの変わらないX4-Bと設定を変更するとスコアが変わるENVYという結果です。
CPU温度はX4-Bが低く安定しています。背面の吸気口と大型のファンで効果的に冷却出来ているのだと推測します。一方のHPは静音に設定してもX4-Bよりも10℃近く温度が高いのでちょっと心配になりますね。
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