フォードのM.グロンホルムがシトロエン、S.ローブを終始リードし優勝。前戦はS.ローブがリタイアしたことによる優勝でしたが今回は違います。スピードでS.ローブを上回った勝利ですから価値が大きいですね。選手権が面白くなってきました。 3位にはスバルのP.ソルベルグでした。LEG2では一時、首位のM.グロンホルムに16秒差まで詰め寄るなど久しぶりのファイトに期待が高まりましたが、LEG2後半で左ロントダンパーのトラブルで遅れ、マーカスに追い付くどころかS.ローブにまで抜かれてしまいた。しかしながら、4位以下との差は充分にあったためLEG3ではポジションキープ走行に切り替えたようです。 4位はM.ヒルボネン。トップの3人には追いつけずの4位。若手の中では一歩抜けていますがもう一歩が中々進みませんね。 5位がH.ソルベルグ、お兄さん安定してます。 6位はスバルのC.アトキンソン、LEG1で走行順位の利があったとはいえトップを走行。その後はドライブシャフトのトラブルで後退しましたが粘って6位はよかったと思います。 1位M.グロンホルム(F) 3:49'22.6 2位S.ローブ(C) +38.6 3位P.ソルベルグ(S) +1'34.1 4位M.ヒルボネン(F) +2'41.3 5位H.ソルベルグ(F) +4'52.7 6位C.アトキンソン(S) +6'31.7 7位J.コペッキー(SK) +8'15.8 8位M.ストール(C) +8'56.2
ドライバーズポイントランキングでは、M.グロンホルムがローブに9pts差のリードとなりました。 マニュファクチャラーズランキングでは、スバルがM-SPORT Fordを交わして、3位浮上しています。 WRCポイントランキング ドライバーズポイント 1. M.グロンホルム Ford 65pts 2. S.ローブ Citroen 56pts 3. M.ヒルボネン Ford 49pts 4. D.ソルド Citroen 28pts 5. P.ソルベルグ SUBARU 26pts 6. H.ソルベルグ Ford 24pts 7. C.アトキンソン SUBARU 15pts 8. J-M.ラトバラ Ford 12pts 9. D.カールソン Citroen 9pts 10. M.ストール Citroen 9pts マニュファクチャラーズポイント 1 Ford (M) 114pts 2 Citroen (M) 86pts 3 SUBARU (M) 43pts 4 M-SPORT Ford (MT) 41pts 5 OMV-Citroen (MT) 27pts 6 MUNCHI'S Ford (MT) 1pts グループNで争われるプロダクションラリー選手権(PWRC)ですが、首位に立つドライバーが次々と脱落していく中、新井さんが安定した走りを見せ、LEG1最終SSで首位に立つとそれ以降、一度も首位の座を譲ることなく、今季初優勝を飾っています。 ムースタイヤを使えないPWRCでは、いかにパンクをしないようにスムーズに走るかがポイントになってきますが、新井さんはそれを見事に実践したということでしょうか。2004年のチャンピオンの時の走りが戻ってきましたね。 これで、ポイントランキングでも29ptsと2位のM.ヒギンスに14ptsもの大差をつけてトップ独走となっています。 PWRC最終順位 1位新井敏弘(S) 4:10'08.9 2位A.アイグナー(M) +2'58.4 3位M.バルダッチ(S) +3'12.9 4位M.ヒギンス(M) +4'41.9 5位N.S.アルアティヤー(S) +4'50.3 6位鎌田卓麻(S) +6'22.6 7位G.ポッゾ(M) +9'35.8 8位S.カンペデリ(M) +10'42.4 PWRCポイントランキング 1. 新井敏弘 SUBARU 29pts 2. M.ヒギンス Mitsubishi 15pts 3. K.ショーベリ SUBARU 12pts 4. M.バルダッチ SUBARU 11pts 5. O.スヴェルンド SUBARU 10pts 6. F.ヴィラグラ Mitsubishi 10pts 7. A.アイグナー Mitsubishi 10pts 8. A.アレン SUBARU 8pts 9. G.ポッゾ Mitsubishi 7pts 10. J.ハンニネン Mitsubishi 6pts

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2007年、WRCを闘うSUBARUのドライバー、応援してください! その1