いよいよ、WRCも折り返し地点に近付いてきました。第8戦は地中海のギリシャで開催されるアクロポリスです。アクロポリスはグラベルですが、非常に車に厳しい路面で有名で石がごろごろし、マシンを壊しにかかるのです。このアクロの路面に耐えうる車こそ、WRCの勝者にふさわしいのであります。そして、日本では、アクロ=悪路ということで「アクロを制すものは世界を制す」とまで言われているのです。 さて、優勝候補ですが、もちろんS.ローブ、M.グロンホルムの2人のどちらかでしょう。前戦サルディニアでは、S.ローブがほぼ勝利を手中に収めながらもLEG3でのまさかのコースオフリタイア。2位につけていたM.グロンホルムが優勝し一挙に7ポイントリードとなったのです。優勝争い的にはマーカスが大きくリードした状況になりましたが、同じことはマーカスにも起こりうりますので気は抜けませんね。両者とも、優勝を狙いつつも確実に完走することを狙ってくるでしょう。 つぎに来るドライバーはスバルのP.ソルベルグかフォードのM.ヒルボネンでしょう。P.ソルベルグはインプレッサの信頼性次第ですね。セッティングさえ決まれば速さ的にトップ2人にちょっと遅れる程度でついていけるはずです。M.ヒルボネンはマシンは安定しているものの、もう一皮剥けないとトップの2人には追いつけるスピードを得るのは難しいでしょうね。
そして、期待はもちろんフォードのJ.ラトバラが一番の注目でしょう。イタリアでは出走順の優位はあったものの首位を快走しましたから、アクロでも期待できます。最後まで安定したスピードを維持できるかがポイントでしょう。