ミシュランが2006年のモータスポーツ(F1、MotoGP、ル・マンなど)での数々の優勝に関して”優勝キャンペーン”を展開していますが、その中にWRCが含まれて居ません。 Michelin World Champion
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2006年にミシュランが参戦した主要カテゴリーで、パートナーチームが世界チャンピオンの栄誉に再び輝きました。F1世界選手権ではフェルナンド・アロンソ(Renault F1 Team)が2連覇を決め、2輪ロードレース最高峰のMotoGP世界選手権ではニッキー・ヘイデン(Repsol Honda Team RC211V)がタイトルを獲得し、ル・マン24時間耐久レースではアウディがミシュラン装着車として通算15回目の優勝を手にしたほか、アメリカン・ル・マン・シリーズ、ル・マン・シリーズ、マウンテンバイク世界選手権でもそれぞれ優勝しています。

WRCで現在タイヤを供給しているのは、BFグッドリッチとピレリなんですが、BFグッドリッチはミシュランに買収されていて、ブランドの一つとなっているわけで実質ミシュランが参戦しているのと同じです。 BFグッドリッチの戦績としては、今年度、ドライバーズチャンピオンをとったS.ローブの乗っている、クロノス・トタル・シトロエンおよび、マニュファクチャラーズチャンピオンのフォードチームは両方ともBFグッドリッチユーザーですし、唯一のピレリユーザーであるスバルは今季1勝も上げてませんから、タイヤメーカーとしてはBFグッドリッチが優勝と考えて間違いありません。 それなのに、ミシュランの優勝キャンペーンにWRCを含めないってのは寂しい限りです。 世界中でもWRCの知名度が低下していることの表れなんでしょうかね...。 ちなみに、BFグッドリッチは2007年もWRCのタイヤサプライヤーを続けることを発表しています。
BFGoodrich

ミシュラングループのタイヤブランドであるBFグッドリッチは、一定数のチームとパートナーを組み、2006年世界ラリー選手権(WRC)に参戦しています。これは、ブランド認知度を、とりわけヨーロッパで向上させる長期的取り組みから決定されたものです。