Vodafone/Softbank 3Gの最近の携帯(2004冬以降発売の機種)では、MMSメールにて複数画像や動画を添付し、メールアート機能があります。
プレスリリース|ボーダフォン

MMS(Multimedia Messaging Service)を採用したメールサービスは、送受信容量を業界最大の300キロバイト/1通(テキストと添付ファイルの合計)に拡大し、これまで以上に表現力豊かな「ムービー写メール」やメガピクセルクラスの「写メール」の送受信を容易に実現します。さらに、画像・テキスト・サウンドの同期再生や複数スライドによる表現、文字の拡大/縮小や色の変更といった、メールでの豊かなビジュアル表現を実現する「メールアート機能」をサポートします。

MMS(マルチメディアメッセージングサービス)|ボーダフォン このメールアート機能ですが、Docomoでは『iモーションメール』、auでは『デコレーションメールサービス』と呼ばれているものと同じですね。 ちなみに私とMARUTOがもっているVodafone 905SH/705SHでは『スライドメール機能』と呼ばれています。 (名称を統一してないのはなぜ?こういうところが3Gの使い勝手の悪さに繋がっていると思う) で、このメールアート機能が曲者でして、PCにメールを送ると文字化けなどの不具合を起こすことがあります。 それは、なぜかというと
Vodafone 3Gのメールアート(スライドメール)機能がSMIL規格を使って作成される為です。
SMILとは 【Synchronized Multimedia Integration Language】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words

動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な形式のデータの再生を制御して同期させる言語。XMLで記述されている。1998年4月にW3C標準として勧告された。どの位置に、どのタイミングで、どのくらいの時間表示するのか、といったことが制御できる。これを実装した製品としてはRealNetworks社のRealSystem G2がある。

SMIL規格に対応していないメーラー(WEBメールも含む)だと、文字化けなどの不具合が発生します。 Vodafone/Softbankではこの問題を解消するため、携帯アドレス向けではないメール送信では、画像自動変換機能により自動的にHTMLメールに変換してくれるようです。
画像自動変換機能 写メールアジャストの設定|ボーダフォン

MMS対応機(Vodafone 3G以降のもの)においては、メールアート機能(SMIL形式)で装飾された画像添付メールを、HTML形式に変換しパソコン宛に送信することができます。

3G機種のみの設定なのでV60x以下の2.5G機種には関係がありません。 また、画像や動画を添付しないテキストのみのメールの場合、SMSは普通のメール規格(MIME規格)で送信されるので適用されません。 もちろん、今度はHTMLメールにメーラーが対応していない場合は逆に不具合を起こす可能性がありますのでご注意ください。そのような時はメールアート機能をOFFにすれば、普通のメール規格(MIME規格)に則ってメールが作成されるので問題は解消すると思います。 参考までに905SH、705SHですとこの設定は メール>設定>MMS設定>スライドメール設定 スライドメール作成機能を選択、On/Offを選択 また、SMIL規格のままで送信したいという場合には下記で設定変更が可能です。 SMIL→HTML変換機能の設定変更は オリジナルメール設定において ボーダフォン:オリジナルメール設定 送信時の画像自動変換機能を[利用する]/[利用しない]を選択します。 友人や自分が使っているサービスでメールが文字化けるなどの不具合が出た場合は、この辺りの設定を弄ってみると解決するかもしれません。 ※オリジナルメール設定では迷惑メール対策も設定できます。 参考までに私の設定です。 私の場合この設定で迷惑メールはほぼ来なくなりました。 特に「URLリンク付きメール : 特定URLを含むメールのみ受け取らない」 が非常に便利ですね。 友人とかからのURL付メールは受け取れて、迷惑メールは排除してくれます。 受信可否 : 設定しない 海外からの電話番号メール : 受け取らない 未承諾広告メール : 受け取らない なりすまし受信可否 : 受け取らない URLリンク付きメール : 特定URLを含むメールのみ受け取らない サーバーメールボックス保存 条件複数宛先メールの場合 : 保存する
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