iPhone 3GSに機種変更してから、それまで持っていたiPod touch(1st)は家用となったんですが、1歳になる次男AYA君のヨダレ攻撃を受け、イヤホン端子が不調になってしまいましたので、Dockコネクタから音がでる、「バッファローコクヨサプライ マルチメディアスピーカー OTOKORO」を購入しましたのでレビューしたいと思います。

□パッケージ

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パッケージは非常にシンプルに構成されてます。パッケージデザインはよいと思います。

□接続

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まず、今まで使っていたのは100均のスピーカーです。イヤホン端子に刺して使ってました。OTOKOROと比べると薄いのですが、かなり横幅があるのが分かります。一方のOTOKOROは幅がドックコネクタよりわずかに広い程度でコンパクトなつくりになっています。

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iPod touch(1st)に刺したところです。ケースはパワーサポートのクールジャケットを使ってますが、装着したまま接続が出来ています。底の面積が比較的あり、自立させることもできます。

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音量調整は、上の4の面の「+」と「-」のボタンで行います。スピーカーは6の面で、○のに「+」の切れ込みが入っています。電池は入ってませんがコネクタ端子から電気が供給されますので、結構大きな音まで増幅可能です。100均のスピーカーはアンプが入っていないのでiPod touch側の出力次第でそれほど大きな音にはできませんした。

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iPod nano(3rd)にもつけてみました。こちらのケースはTUNEWEARのクリアケースですが、問題なく接続できているように見えますが、実はロジクールのmm50で使うときにちょっと干渉したこともありケースの底面をちょっとカッターで削ってフラットにしてありますので、加工せずに差し込んだ場合は浮きが発生するかもしれません。

iPod nanoの場合は本体が小さいので自立させたときの安定感はiPod touchよりも高いですね。また、ブロックタイプのスピーカーと違い横にはみ出さないのもデザイン的にいいかなと感じました。

□その他
一応、iPhone 3GSでも注意メッセージがでますが、問題なく使えます。ただ、iPhoneの場合はもともとモノラルスピーカーが本体についてますし、OTOKOROを使う理由はあまりないかと思います。

□音質
音質はまあ、このサイズなので特に問うものではないと思います。単純にスピーカーのついてない、iPodからイヤホンを使わずに音を出したいという目的で使用するものだと思います。もちろん、聞くに堪えないレベルではなく、iPhoneのスピーカーと同じかちょっといい音かなという程度です。もちろん、100均のスピーカーはアンプが内蔵されていないですし、音量も音質もOTOKOROの方が安定して聴くことができます。

□まとめ
ドックコネクタに直接刺すスピーカーとしてはiBlockや、チョコレート型スピーカー等が有名ですが、これらはiPod touchの横幅にあわせたもので、他のiPodに差し込むと少々不細工です。逆にOTOKOROだと幅が狭いのでtouch以外のiPodに使っても違和感がありません。

また、iPod touch(1st)に使った場合も、中央部だけにスピーカーがあるので、横画面にしても持ちやすく、ゲームなどでの操作性は幅のあるiBlockよりもよいと思います。

100均のスピーカーはイヤホン端子に接続するため、くるくると回り安定もしませんが、ドックコネクタに接続するスピーカーはしっかりと刺せますし、簡単には抜けないので安心して使えます。

価格も1,200円と100均スピーカーと比べるとかなり高い印象を受けますが、アンプ内蔵でしっかりと音がなりますしその価値は十分にあります。iBlockよりも安いのもポイントが高いですね。バッファローコクヨ製ということもあり、作りもしっかりしていますしiPodをちょっとしたオーディオにしたいときに便利だと思います。

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