SHARP AQUOS 42V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ LC-42GX3W
先日購入したアクオスGシリーズ(LC-42GX3W)ですが、オートワイド機能の「映像判別」が非常に便利です。 オートワイド機能はどういうものかというと、オリジナル映像の種類によって映像を最適なサイズで表示してくれる機能です。 その中で「映像判別」を選ぶと、地上波アナログ放送などの映画などで上下に黒帯が入るようなものだと、自動的に黒帯を削除して画面いっぱいに表示してくれるのです。
まあ、アクオスに地上波アナログチューナーがあるとはいえ、アナログでわざわざ見ることはありませんが、我が家の場合はHDDレコーダー(ソニー RDR-VH85)がまだ、地上波アナログですのでコレが便利なのです。 ダブルチューナー機能を使ってHDDレコーダーに録画した地上波デジタル放送は16:9上下に黒帯をつけて4:3で録画されますし、映画なども上下に黒帯が入ります。これを我が家のHDDレコーダーから再生すると、4:3で表示しようとするので、上下にまで黒帯が表示されて、しまうというお粗末な状態になるのです。 レコーダーには、16:9テレビに出力するという設定もあるのですが、これだとアクオス側がアナログ=4:3で入力されたと判断するようで左右が縮んで表示されてしまうのです。 そこで、オートワイドの「映像判別」機能が効果を発揮するのです。上下に黒帯が入ったものはカット。左右に縮んだものは横長に伸張するというのを映像で判断してくれるのです。まさにデジタル放送機器とアナログ機器が混ざり合った今の時期に最適な機能です。 アクオスGシリーズでは、入力端子ごとに設定を変えられるのでさらに便利です。 たとえば、ゲームなどでは、よく背景が真っ黒になったりすることもありますよね。こういう場合には映像判別だと悪さをしてしまい、変な調整になってしまってゲームがしづらくなります。 ですので、入力をビデオ機器と分けておいて、ゲーム機器の入力ではオートワイドをOFFにしておけばよいのです。もちろんS端子やD端子には画面サイズ情報が入っていますのでそれを基準にさせる設定も可能です。 我が家の場合は入力1(ビデオ)はオートワイドの映像判別。入力3(ゲーム)はオートワイドオフにしています。 その他の設定(音声や画質)に関しても入力単位で設定を変えられるのでいいですね。今までののテレビだと、全体で一つの設定しかできなかったのが、今回のアクオスでは地上波アナログ・デジタル・BS/CS・各外部入力と全部ばらばらに好みに応じて設定できるのです(AVメモリー機能) さすがシェアNo.1のアクオスですね。細かいところまでユーザーの使い勝手を考えた設計になっていて好感触です。 この記事を評価する(みんぽす) 【テレビ】シャープ AQUOS Gシリーズレビュー