ラリー・モンテカルロがスタートしました。路面状況がコロコロ変わりタイヤ選択が重要でしたね。オープニングステージはS.ローブが取得しましたが、スノーコーンディションでタイヤギャンブルに成功したラトバラがローブに50秒以上の差をつけるスーパータイムでトップに立ちました。しかし、SS4ではそのスノーに足をとられ横転リタイアとなってしまいました。これでS.ローブが2位のBMW MINIのD.ソルドに1分以上の差をつけて首位に立ちDAY1を終えています。3位にはP.ソルベルグ、4位にS.オジェ、5位にE.ノビコフ、6位にM.ヒルボネン、7位にF.デルクールとなっています。

その他のトピックですが、SS2はまさにドラマ。ラトバラはペターの助言により4本のうち2本をスタッドタイヤにしかも対角線に配置するという変則利用。奇しくもS.ローブも同様の配置にしましたが、スーパーソフトを選んだラトバラが路面に完全マッチしてスーパーベストに繋がったようです。一方チームメイトのペターはウィルソンの助言で4輪スリックで2ndタイム。これまたクレイジーという他無いですね(当人はラトバラと同じ戦略でいきたかったようですけどチームとしての判断らしい)。

S2000のシュコダで参戦中のS.オジェが並み居るWRカー勢を押しのけて総合4位にいたり、俺様デルクールがSS4で2ndベストを叩き出したりとDAY1からモンテは盛り上がっています。

一方で心配なのはM.ヒルボネン、移籍してマシンが変わって速さが戻るかと思われましたがあんまりぱっとしません。SS4では壁にヒットしてブレーキを壊していますし...。

なお、モンテカルロ・ラリーは、スーパー2(旧スーパーラリー)は適用されないみたいでJ-Mラトバラの再出走はないようです。初日の出走順もターマックで出走順が関係ないという理由でシェイクダウンによる予選は適用されていませんし、レギュレーションがややこしくて困ります。