まあ、海外では当たり前のことが日本では当たり前でないケータイ業界ですが、ついにSMSの仕様が各社間で統一され7月13日より相互にやり取りできるようになりました。これにより電話番号さえ分かっていればSMSを送ることが出来るようになります。但し、電話番号でSMSを送ると“パケット定額の対象外”(無料通信費には含まれる)になるようで注意が必要です(電話と同じ扱い)。パケット定額対象にしようと思えば従来どおりメールアドレスで送信した方がよくなります。

パケット定額に契約している方で、一番気をつけたいのは他社から電話番号でSMSを受信してそのまま電話番号で返信すると有料になること。メアドをしっている人とやりとりするならば、返信ではなく転送でメアド指定で送った方が安くなります。

今回の内容のまとめサイトとしては 携帯各社、SMSの相互接続サービスを7月13日スタート - ケータイ Watch が分かりやすいと思います。

送信料金(国内)について簡単にまとめると、ドコモ、au、ソフトバンクモバイルが1通3.15円、イーモバイルが1通2.1円。受信料金に関しては無料。 海外滞在時についてはドコモ、au、ソフトバンクモバイルが1通100円、イーモバイルが1通50円。受信料金は無料。

ちなみに、海外キャリアとのSMSに関しては国内各キャリア単位で提携を結んでいる海外キャリアとならば可能です。全世界で電話番号を使ったSMSが自由に送れるわけではないので注意が必要です。

以下各社の公式リリースです。 ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続開始について NTTドコモ KDDI ソフトバンクモバイル イー・アクセス

料金(改定を含む)について NTTドコモ KDDI ソフトバンクモバイル イー・アクセス