みんぽすさんより、お借りしていたネットワークに対応した超コンパクトなコンポ「マランツ ネットワークCDレシーバーMarantz M-CR603」ですが、前回はAirPlayの申込まででしたので、アップグレード編をお届けします。
なお、今回のテストはみんぽすさん経由でお願いしたところMarantzさんに特別にAirPlayへのアップグレードをしていただけました。ありがとうございます。
下記より手順書がダウンロードできますのでその手順に従っていけば大丈夫だと思います。
M-CR603_AirPlayアップグレード手順書 (2.81 MB) (2/1/2011)
M-CR603_AirPlay取扱説明書 (2.48 MB) (3/28/2011)
アップグレード方法に関しても同じ会社の別ブランドであるDENON製品とUIが一緒なので設定も同じですね。
【レビュー】簡単AirPlay、iPhoneでもiTunesでも:DENON RCD-N7: 碧き流星
□AirPlayアップグレード
AirPlayの申込が終了後3日営業日ほどでMarantz側で設定が完了するようですので、そのあたりを見計らってチェックしてみましょう。
[MENU]-[Other]-[Add New Feuture]と選択していくと
Upgrade Package:[Not Registered]からUpgrade Package:[Register]に変わっていたら、アップグレード可能なので
下に移動していき、
[AirPlay]の下にある
[Upgrade]を選択して、[Yes]を選べばいよいよAirPlayのアップグレードスタートです!
Authenticating[認証]が終わったらアップグレードがスタートします。RCD-N7は20分ぐらいから表示でしたが、こちらは30分からスタート。アップグレードの内容が増えたのか機器の違いなのかは不明ですけど、結構掛かりますので気長に。
Upgradeする前の起動画面とUpgraede終了後の起動画面です。M-CR603の後ろに「UPGRADE」の文字が追加されているのがわかります。この辺もRCD-N7と全く一緒です。
途中にあるダウンロードなどは回線速度に依存しますので増減はありそうですね。我が家の場合は光回線だったのが効いたのか、表示時間の半分の15分ほどでアップグレードが終了。
□AirPlayを使ってみる(iTunes編)
AirPlayはiTunes 10.1以降で
AirPlay機器があれば、右下にスピーカー選択アイコンが表示されるように
M-CR603にチェックをいれればOK
選択されている状態
複数スピーカーを選ぶと
本体のスピーカーとM-CR603で同時に再生できます。別々にボリュームを変えてバランスを取ることもできますね。
選択されているスピーカー数が表示されます。
こちらは、iTunesからのコントロールでAirPlayでの起動中と再生中の画面です。再生中は液晶の下部に AirPlayとでます。電源がOFでも自動的に起動し再生を始めますので便利です(もちろん、音が出るまでは時間が掛かります)
□AirPlayを使ってみる(iPhone編)
次にiPhone 3GS(iOS 4.3.2)からAirPlayを使ってみました。 iOS 4.2と比べてサードパーティのアプリでもAirPlayが使えるようになったのがいいですね(まだまだ対応アプリが少ないですが…)
iPodアプリでもYoutubeアプリでも、もちろんスピーカー選択できます。動画再生中でもちゃんと動画再生をまってから音再生に入ってくれるので音ズレは殆どありません。
RCD-N7の時はAirPlay再生中に音量が安定しないことがありましたが、今回はそのようなことは無かったように思います。iOSのバージョンアップで修正されたのかもしれませんね。
□まとめ
M-CR603でのAirPlayですが、使い勝手的には当然ながらRCD-N7と全く同じです。アップグレードの価格も5250円と同じです。やっぱり、ちょっと高く感じる今日この頃…。
iOSが4.3になって、サードパーティーのアプリでもAirPlayが使えるようになったことでAirPlayの魅力はぐっとアップしたと思います。動画再生もちゃんと音の再生と同期を取ってくれますし、iPadで動画鑑賞するときも迫力のある音楽をM-CR603から出すということも出来るのでいいですよね。