みんぽすさんよりGPS搭載の「CASIO デジタルカメラ EXILIM EX-H20G」をお借りしていましたが、前回のレビューを書いている時に移動ログをGoogle Earthなどで使えるKMLファイルに書き出すことができるファームウェアがすでにリリースされていることを知りましたので、みんぽすさんの許可を頂き試してみました。

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□ファームウェアのバージョン確認
まずは、現在のカメラのファームウェアのバージョンを確認します。

MENUキーを押しながらON/OFFボタンを押し続けて電源を入れるとバージョンが表示されます。

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シンプルに「Ver 1.00」と表示されます。

□ファームウェアのダウンロード
まず、最初にファームウェアのダウンロードですが下記のリンクで行うことができます。

ソフトウェアダウンロード - デジタルカメラ - お客様サポート - CASIO:EX-H20Gファームウェア・バージョンアップ・ソフトウェア  Ver.1.01

上記リンクから「ソフトウェア使用許諾契約書」に「同意する」をクリックすると、ファームのダウンロード画面になりますが、ダウンロード前にはユーザーIDとパスワードかシリアル番号の入力を求められます。今回は当然モニターとしてお借りしている商品なのでユーザー登録はできませんので底面にある「製造番号(Serial No)」を入力しました。S/N(Serial Numberの略)の後に続く英数字ですね。

で、ですがここで注意しなければならないのが、ダウンロード画面にも書いてあるとおり、ダウンロード時に入力するのは英数字すべてではなく、数字部分のみということです。最後にあるアルファベットを入れてしまうとエラーではじかれてしまうので注意が必要です。(私はこれで小一時間ほど悩みました…)

ユーザー視点から言えば、Serial No.と数字といっておきながら、底面に書いてあるのは数字+アルファベットであることで間違いが発生したわけです。どうせならば、逆に最後のアルファベットまで入力させて、注意書きには「最後のアルファベットまで入力してください」の方がトラブルは少ないように思いました。

□ファームウェアの解凍とコピー
私はWindows版(EX-H20G_101.exe)をダウンロードしましたので、ダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけで解凍処理がスタートし、「EX-H20G.BIN」というファイルができます。

ホームページの説明では、EX-H20G本体をUSB接続してメモリーカードにこの「EX-H20G.BIN」ファイルをコピーすることになっていますが、USB接続しなくても、メモリーカードをPCのカードリーダーに接続してコピーしてもかまいません。

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「EX-H20G.BIN」をSDカードの一番上のフォルダーにコピーします。

□ファームウェアのインストール

先ほどのファイルをコピーしたSDカードをEX-H20G本体に挿入いれたら、MENUキーを押しながら電源をONにします。

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ってやってみたら「LOW BATTERY」と表示されてしまいました。

このときの充電池のメモリー表示は3段階あるうちの2段階目で黄色の状態。
インストール途中で電源が落ちて正常にファームウェアがアップデートできなくなるのを避けるためのようです。

とりあえず充電器で充電池を少し充電し(満充電はしていません)3段目までメモリーがある状態にしたところインストール画面にいくことができました。

MENUキーを押しながら電源をONにすると、「PROGRAM UPDATE」するかどうかを聞かれますので方向キーでYESを選択し決定すればインストールがスタートします。

「COMPLETE」の文字が出れば終了です。電源を落とせます。

アップデートの様子をYouTubeにアップしておきました。

                        

カウントが27/30のところでかなり長くとまりますが焦らず待ちましょうw。約1分程度でアップデート完了します。

□ファームウェアのバージョン確認
インストールが終了したあと、再度バージョンの確認です。一旦電源を落とした後、再度MENUキーを押しながら電源をONします。

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バージョンが1.01になっています。これでファームのアップデートは完了です。

□ログの出力

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さて、次はログデータの出力にはいります。
ファームをアップすると、MENU画面に「ログの一括保存」が追加されます。

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「保存」を選択するとカメラ内に保存されている7日分の移動ログをKMLファイルとして出力できます。

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出力は1日単位で日付付きのファイルでDCIMフォルダーの下のKMLフォルダに保存されていました。
ファイル名は日付になっています。

□Google Earthでよみこみ
Google Earthのファイルメニューから読み込んで見るとちゃんと移動履歴が黄色のラインで表示されます。

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これは山陽自動車道の吉備SAなんですが、EX-H20Gで撮影した画像も取り込むとこんな感じになります。

□不具合
このファームウェアですが、不具合を見つけてしまいました。GPSをオフにした状態で地図画面からMENU画面を呼び出すと、「ログの一括保存」以外の設定メニューに移動できなくなります。GPSをオンにした状態では正常に動作しますので実害はないと思います。

尚、この現象はお借りしたのがモニター機であるために発生した可能性があります。市販されているものでは発生しない場合もあると思いますのでご了承ください。

□まとめ
EX-H20Gは電源オフでも移動ログを自動的に取ってくれる、しかもモーションセンサーと併用することでGPS電波がなくてもいいというすばらしい特徴があります。この移動ログはやっぱり画像と一緒に保存して、旅の思い出として残しておきたいというのは当然の要求なわけで、それにすばやく対応したCASIOの姿勢はすばらしいと思います。もちろん、最初から出力できていればよいのでしょうけどなかなかそうも行きませんからね。

あとは、こういった機能追加があったときにいかにユーザーに伝えるか!というところが問題になってきそうです。

将来的には通信機能が搭載されるようになれば自動的にファームアップデートができたりするんでしょうね~。

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