Bluetooth ヘッドセットとしてJabra Easygoを使っていたのですが誤って洗濯機で洗ってしまい水没させてしまったので、Jabra Miniを購入しました。EasyGoとほぼ同サイズですが、進化していて使いやすく直ぐに気に入りました。Jabraのヘッドセットは開放型のイヤーパッドになっていて遮音性を抑えてある為、歩行中や自転車、自動車の運転中でも外の音が充分に聞こえて安全なのでおススメです。

□製品ページ
JABRA MINI Bluetooth ヘッドセット

□Bluetoothヘッドセットの選択条件
利用状況:歩行、ジョギング、自転車、自動車など移動中

条件:優先順位

  1. 相手の声がよく聞こえること
  2. 自分の声がよく届くこと
  3. 外の音が充分に聞こえること
  4. 安価(数千円以下)
  5. 音楽、ワンセグ対応
  6. 耳から落下しにくいこと(イヤーフック付)
  7. 軽量
  8. 接続が切れにくいこと
  9. 長時間待ち受け
  10. コンパクト
  11. デザインが良い
  12. 防水

Bluetoothヘッドセットの購入の第一目的は移動中の通話にありますのでここは一番重要です。

Bluetoothヘッドセットの中にはインイヤータイプのものが多くありますが、これは遮音性が高くなってしまいます。
両耳だと論外で片耳でも片側は聞こえにくくなるので良くありません。

外音を聞こえやすいものとしては、つい先日シャープがリリースした耳穴を塞がないタイプや、骨伝導タイプもありますがどうしても価格が高く1万円前後してしまうので難しいですね。

Jabraの片耳ヘッドセットは、ほぼすべてのモデルで開放型を採用しているので外音が聞こえやすいのが特徴です。1万円を超える高級なモデルもありますが、数千円程度の安価なものでも、防水以外の条件ならば性能を満たします。

しかもMiniならば最新のBluetooth 4.0+EDRに対応し長時間待ち受けに対応しつつ、Class 1を採用しているのでClass 1同士で接続すると通話可能距離が30mと長いのが特徴です。

デザインはJabraならどのモデルを買ってもスマートで使いやすいです。

防水は…EasyGoを水没させたので機能的に欲しかったのですが、あきらめました。

□性能比較
Mini、Classic、EasyGo
ClassicとMiniは重量以外は同じ機能を有しています。
Classicより2g以上軽くなっていますが、逆にMiniにはカラーバリエーションがありません。
EasyGoとほぼ同じ重量でBluetoothのバージョンが上がり省電力化が進んでいます。
最大通信距離が3倍になっているのもポイントですね。
Amazonの機能比較表ではMiniにはパワーナップ(節電)機能やHD音声が抜けていますが搭載されています。

model Mini Classic EasyGo
Bluetooth 4.0+EDR 4.0+EDR 2.1+EDR
通信距離 30m 30m 10m
重量 8.7g 10g 8.4g
Jabraアプリ 対応 対応 非対応
音声案内 日本語 日本語 英語
連続通話時間 9h 9h 6h
連続待受時間 9日 9日 8日
ペア数(同時) 8(2) 8(2) 8(2)
パワーナップ あり あり なし
HD Voice あり あり あり

□製品レビュー

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パッケージ表。Jabraの製品は基本上が透明で本体がフロートしている感じで下に付属品ですね。

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パッケージ裏:右下にQRコード

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7:QRコード

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QRコードの接続先 Jabra MiniのHPですが、本国(アメリカ)のページになっています。パッケージを日本語対応した時にQRコードまで手が回らなかった様子。

日本語のサイトはこちら→JABRA MINI Bluetooth ヘッドセット

□開封

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下の箱の表面に商品説明と付属品が入っています。

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付属品。説明書と保証書、microUSBケーブル、イヤーフック、イヤージェルの予備が入っています。

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正面。水没して動かなくなったEasyGoと。正面の黒い部分は通話ボタンです。大きいので使いやすいです。Miniにもカラーバリエーションがほしいですね。

 

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右側面、音量があります。

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左側は電源スイッチ、上下に動作を示すLED(上がバッテリー、下がペアリング)

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下側にはマイクがあります。こんだけ小さくてもクリアーな音声がいいですね。

 

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上部はmicroUSB端子。むき出しなのはやや不安ですがJabra EasyGoも同じでしたので伝統かも。




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充電は上部のmicroUSB端子から。バッテリー部のLEDが赤く光ります。

2時間でフル充電されるようです。



□Bluetooth接続

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ペアリング方法は下側のパッケージの裏側に書いてあります。

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電源を入れてスマホでJabra MINIをタップしたら完了です。

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ペアリング設定中のLED

2台目以降は通話ボタンを、かなり長く長押しすればペアリングモードになります。

ペアリング記憶台数は8台かつ同時接続は2台なので、スマホとタブレットを同時に接続しておくととても便利です。

□アプリ(Jabra Assist)

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Jabra miniはJabra Assistアプリに対応していますが、miniが対応しているのは

【ヘッドセットを探す】機能のみになります。

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この機能を使うには【位置情報を常に取得する】権限を与えておく必要があります。

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Bluetooth接続が切れた場合

【Find my Jabra】をタップすると接続が切れた位置を地図上に表示してくれます。

Bluetooth接続がある場合

【Find my Jabra】をタップすると接続が切れた位置を地図上に表示してくれかつ、ビーコンを鳴らすことができ、見つけやすくしてくれます。

Jabra Miniは30mまで電波が届く設計になっているのでどこかに置き忘れたなんて時に役立つかもしれません。
もちろん、スマホのバッテリー消費量は多くなるのは仕方がありません。よく置き忘れる方はオンにしておく方がよいでしょうね。

イヤホンを探す機能は、GPSが取得できていることが大事です。ビーコンはイヤホンのスピーカーを通して鳴るので本当に静かなところでしか聞こえません。部屋のなかで見つからないという時に使えます。

バッテリー残量に関してはアプリには非対応ですが、Bluetoothの接続アイコンの横に充電量が表示されるのと音声案内がされるので問題ありません。

ちなみに、2015年10月末に発売予定のJabra Ecripseだと他にもできる機能が増えますがあまり必要そうな機能は無い気がします。

□まとめ
EasyGoとほぼ同じ形状、重さですが通信の安定性や通話の聞き取りやすさなどは向上しているように思います。電源スイッチと動作LEDが裏から横になったのは便利になりました。
イヤーフックがあるので開放型のイヤホンでも落下もしづらく安心です。
接続状況などが音声で案内されるのはいいのですが、ぶっきらぼうなのはちょっと。

iPhone 6 PlusとWindows タブレットのMiix 2 8とペアリングして使っていますが、同時接続できるので、iPhone 6 Plusで音楽を聴いていて、Miix 2 8でYouTube再生したらYou Tubeの音声がながれて、再生が終わると音楽が再び流れる。なんてことができます。もちろん、タブレット側で動画を見ていてもスマホ側で通話をするなんてのは朝飯前です。

通話だけ同時接続可というBluetoothヘッドセットも多くありますが、Jabra Miniは音楽も同時接続できるのでいいですね。

 

□購入