次男の誕生をきっかけ(理由)に購入したハイビジョンビデオカメラPanasonic HDC-SD100ですが、その次男が幼い頃にヨダレ攻撃にあってレンズシャッターの左上が完全に開かない場合がずっと頻発していました。で、思い切って分解修理してみましたのでその模様をレビューです。
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レンズシャッターが一部開かないことによって困るのは、撮影時にシャッターが一部映り込んでしまうことですね。派手に半分ぐらいでも閉じてくれればすぐにわかって撮影する前に指で開いたりもできるのですがホンの少しだけ影ができる程度なのがタチが悪かったんです。撮影を開始してしばらくして気づいたり再生した時に気付くなんてのはしょっちゅうあって困ってました。
ブロアーで吹いてみたり、潤滑油を入れてみたりといろいろしてみたものの一向に改善されずだったんですが、、ヨダレ攻撃が収まってからと思っているうちに次男も6歳wwww。良く考えてみればこのパーツだけ部品注文すればよかったんですよね。
ということで、どうせ部品注文するなら分解してみようと思ったのがきっかけです。
□修理手順
まずは、レンズシャッターの部分を外します。もともとワイドコンバージョンレンズなどが取り付けられるように外せるようにできているので簡単です。
まずは、裏返します。
分解は極細のマイナスドライバーで爪がありそうな隙間に差し込んでテコの原理で真上に持ち上げてみたら以外とあっさり取れました。
シャッター部を外した直後の画像。なにやら粘り気のありそうな液がシャッター周辺にこびりついているのが分かります(汗)
取れてしまえばあとは、爪を外して簡単にバラバラに分解できましたので、各パーツを綺麗にアルコール除菌ティッシュで拭き拭き。すっかりきれいになりました。
ベースとなるパーツはグレーのパーツがバネで稼働するようになっています。
グレーのパーツの下のパーツから出ている突起にシャッターパーツの穴を合わせるようにして外側のシャッターを嵌めます。
内側のパーツも同じ突起に上から重ねるようにおけばシャッターの配置は完成です。
動作テストです。何も触っていない状態ではシャッターが開いていますが、右にあるグレーの突起を下に下げると
このようにシャッターが締まります。手を離せば中のバネで元に戻ってシャッターが開きます。外した時と逆にレンズリングに装着しなおせば終了です。
本体に取り付けたところ。本体側に先ほどのグレーの突起を動かす機構がついているので取り付けただけでシャッターは締まります。
録画側に電源を入れるとシャッターが開きます。何度繰り返しても完全にシャッターが開いて直ったことがわかりました。
ここまで撮影しながら修理して30分でした。部品注文する必要もなく簡単に直ってしまいました。
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おススメはSLIKのFX640。目の高さまで三脚が伸びるのと水準器がついているので安定した撮影が出来ます。
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