ブログタイムズ様よりCREATIVEのBluetoothモバイルスピーカー『Sound blaster roar』を頂きましたので早速使ってみました。モバイルスピーカーの中でもここまで多機能で高音質な上に2万円を切るコストパフォーマンスの高さが光る商品でした。
□関連ページ
Sound Blaster Roar - スピーカー - Creative Technology (日本)
□使い勝手
iPhone/iPad/スマホとはBluetoothでワイヤレス接続できます。もちろんBluetooth搭載パソコンとも接続できます。NFCチップを搭載しているのでNFC搭載機器とはワンタッチでペアリングができるので簡単に使い始められます。iPhone 6/6 PlusにもNFCチップは入っているもののApple Pay専用にしか使えなくしてあるので残念ながらタッチでは接続できずBluetoothメニューからペアリングが必要になります。
複数台のペアリングに対応しているのでいちいちペアリングしなおす必要がありません。
ワイヤレス以外でもmicroSDカードを使った音楽再生やパソコンのUSBスピーカーとしても利用できるので汎用性が高いところも魅力的です。
バッテリーを内蔵しているので好きなところに持ち出して音楽を聴くこともできます。パーティーやキャンプなどでも重宝しそうです。
□音質
Bluetooth接続ですが標準的なSBCコーデックだけでなく、より高音質なapt-x、AACコーデックで接続できますので普通のBluetoothスピーカーよりも高音質です。
スピーカーはなんと5つも搭載されています。減衰しやすい高音は正面に。中低域を担当するのは中央のスピーカー。両サイドには低音を担当するパッシブラジエターまで備えています。さらに、モバイルスピーカーなのにアンプが2つ搭載されていて中低音に1つ、高音に1つが割り当てられるバイアンプ構成がとられており、低域から高域までバランスよく音が出てくるように設計されているようです。
実際に音を聞いた感想ですが、小さなボディーからは全く想像のできないパワフルな音がでてきます。そして特徴的なのが音がとてもクリアーで素直であることですね。リビングに置いていても部屋の隅々まで音が届きます。特に高音域がしっかりと届くのが好印象でした。
ヘッドホンでもそうですが最近はとにかく低音、重低音ばかりを強調した製品が多いのですがこのROARは違います。低音、重低音もしっかり出ているのに中域、高音もしっかり聞こえる。いい意味で非常にフラットな特性を持ち癖もなく誰でも聴きやすい音質だと思います。
□デザイン
形こそ真四角ですが、スピーカーは金属のパンチングプレートで覆われていてエッジ部は金属パーツとシンプルだけど高級感もあります。周囲に溶け込みやすいデザインですのでリビングに置いても邪魔にならないと思います。
□コストパフォーマンス
機能も音質も申し分なく、モバイルスピーカーとして全く死角のないこのスピーカーが2万円程度で購入できるのはお得だと思います。
さすがに2個買ってよりパワフルに使うってのはやり過ぎな気がしますw
□パッケージ
まずはパッケージから。白いをベースに製品が実サイズで正面と側面にプリントされています。仮に店頭に箱で積んであってもサイズ感はわかりそうです。
左下端にはQRコードがありより詳細な情報が得られるようになっています。
箱を開けてみると説明書とパンフレットがありその下に本体。奥にACアダプターとUSBケーブルが入っています。
付属品全てです。
左端には、ペアリングを補助するNFCチップとバッテリー残量を示すLEDと録音ボタンが並びます。NFCチップが入っている端末ならばタッチするだけでペアリングが完了します。
右端には電源や音量ボタン、ペアリングボタンが並びます。電源ボタンの横にあるROARボタンは、いわゆるアッテネータで一時的に音量をあげるボタンです。
本体の背面です。このスピーカーの万能さを示すように様々なボタンや端子がならんでます。
上面のメッシュの部分には中低域用のスピーカーが1個入っています。
側面には低域を担当するパッシブスピーカー。
前面にはCREATIVEのロゴの左右に高音域を担当するスピーカーが入っています。
□ペアリング
Bluetoothと受話器の入ったボタンを長押ししてペアリングモードにします。LEDが点滅します。
iOS端末であれば設定>BluetoothでデバイスにSB ROAR SR20Aが出てきますのでタップすればペアリング終了です。
iPhoneならば電話が掛かってきてもOKです。車ならスピーカー側で受話できるのは嬉しいんですけど家でつかうスピーカーだと手元の端末で受話したい気がします。突然スピーカーから着信音がなってもビックリするので、あらかじめ受話対応するか本体側で切替できると嬉しいですね。
続いてNFCを搭載しているNexus7(2012)でのペアリングを試してみます。Sound blaster roarのフットプリントと全く同じサイズだったのには驚きましたw。
ペアリングするには左端のNFCのところにNexus7のNFCチップのある部分を近づけます。
ペア設定するかどうかポップアップ画面が出てきますので「はい」を選択すればOKです。
Nexus7を立てかけてYouTubeを再生してみてます。サイズが同じなので立てかけるのも簡単w。Nexus7のしょぼいモノラルスピーカーとは雲泥の差です。
□購入