パイオニアがカーエレクトロニクス製品(NEX)に対してiOSに搭載されるCarPlayへの対応を発表しました。パイオニアの米子会社は既存機種へのCarPlay対応ファームウェアを提供するなど動きは活発のようです。パイオニアといえばサイバーナビ、楽ナビで知られる車載ナビのトップクラスメーカーです。そのカーナビメーカーがCarPlayへの対応を発表したということはスマホとの対立ではなく共存を模索しているということの現れと感じます。
□関連ページ
- パイオニアの市販カーエレクトロニクス製品がAppleR “CarPlay”に対応 : 報道資料 : 会社情報 : パイオニア株式会社
- PioneerのCarPlay対応については、http://www.pioneer-carglobal.com/CarPlay/
- CarPlayの詳細については、http://www.apple.com/jp/ios/carplay/
- pioneerカーエレクトロニクス:carrozzeria
- NEX | Pioneer Electronics USA
ニュースリリースより引用
パイオニアの市販カーエレクトロニクス製品がAppleR “CarPlay”に対応 : 報道資料 : 会社情報 : パイオニア株式会社
2014年初夏に北米および西欧において、既に販売している市販カーエレクトロニクス製品のソフトウェアアップデートを行うことを皮切りに、日本を含め た、“CarPlay”が導入されているその他の地域でも、2014年中に“CarPlay”への対応を進めていく予定です。
私自身もナビ=パイオニアというイメージが強く、今までずっとパイオニアの楽ナビを使っています。対応は海外向けで販売されているNEXシリーズのようですが、専用ページには日本のアイコンもあり、このNEXが今後サイバーナビや楽ナビにとって代わっていくのではないでしょうか?ナビがCarPlayでiPhoneとシームレスにつながりテザリングはもちろん、音声入力もiPhoneのsiriで据置型ナビの方のルート案内が出来るようになれば嬉しいですね。
今の楽ナビは残り2年間の更新が残っているので買い換えなんて考えてはいませんが、NEXシリーズでsiriが使えるのならちょっと気になります。
今、使用している楽ナビ(AVIC-MRZ009/MRZ007)は無料の地図更新が3年間ついています。この効果は絶大でGoogleMapやiOS Mapよりも新しい地図で安心して走行できます。また、スマートループというリアルタイム渋滞情報も取得しているのでそれを考慮したルートによりほとんど渋滞しらずです。渋滞を考慮したルートや自宅周辺のルートの学習、目的地周辺の駐車場位置記憶などはスマホアプリで搭載されることはしばらくないきがします。
個人的には地図の精度や見易さ、地図の更新頻度、走行しやすいナビルートの案内のどれをとってもスマホのアプリのはるか上を行くレベルにあると思います。車に良く乗る方は据置型ナビはあると運転のしやすさが全然違うと感じますよ。