ラリー・ポルトガルの最終日DAY3が終了しました。優勝はシトロエンジュニアチームのセバスチャン・オジエでした。もちろんWRC初優勝。DAY1で出走順位の有利さを利用してトップにたったあとは、DAY2以降は逆に出走順位の不利を耐えきり王者セバスチャン・ローブの追撃を見事に抑え切りました。
3位にはソルド。4位にはミッコ、5位はペターでした。
最終のスーパーSS一本目まではミッコの前にいたペターでしたが、二本目でバリヤーにヒットしてしまい14sのタイムロスしてその座を奪われてしまいました。3位ソルドとの差は4.6s秒程度ありミッコとも8.4s3差と短いスーパーSSでの逆転は厳しかったはずで、フルアタックによるミスでは無いように思います。リタイアを逃れただけ良かったと思うしかありません。
3. | 2 | Dani SORDO | M | 3:50:22.6 | +1:10.7 | +1:18.4 |
4. | 11 | Petter SOLBERG | 3:50:27.2 | +4.6 | +1:23.0 | |
5. | 3 | Mikko HIRVONEN | M | 3:50:35.6 | +8.4 | +1:31.4 |
各ニュースサイトでも触れられていますが、ポルトガルはかなりタイヤに厳しい路面だったようで、D.ソルドやペターはトレッドの磨耗が激しくタイムロスをしたようです。
そんな中、オジェはローブもビックリする程タイヤに優しい走りをしていたようです。ここ数戦の彼の走りはかなり来ていましたがこんなに早く優勝をてにするとは思いませんでした。しかも、ローブに、なんのトラブルも、ない真っ向勝負での勝利は価値あるものです。次世代のドライバー誕生というのはいつもセンセーショナルですよね。
心配なのはフォード勢ですね、前戦優勝のラトバラはコースオフによるリタイア。ミッコはトラブルもないのに精彩を欠きポディウムすら登れない始末。ヘニングもオルタネーターベルトを破損してリタイアと昨年まで勢いはありません。次期フィエスタの開発に注力していてフォーカスの進化が止まっているのかもしれません。
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STAGE WINNER
SS14 | Sebastien LOEB / Daniel ELENA | |
SS15 | Sebastien LOEB / Daniel ELENA | |
SS16 | Sebastien LOEB / Daniel ELENA | |
SS17 | Sebastien LOEB / Daniel ELENA | |
SS18 | Federico VILLAGRA / Jorge PEREZ COMPANC |
最後のスーパーSSでヴィラグラがベストとはビックリw
WRC
Pos | No | Driver | Time | Diff Next | Diff 1st | |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 7 | Sebastien OGIER | M | 3:51:16.1 | 0.0 | 0.0 |
2. | 1 | Sebastien LOEB | M | 3:51:24.0 | +7.9 | +7.9 |
3. | 2 | Dani SORDO | M | 3:52:33.7 | +1:09.7 | +1:17.6 |
4. | 3 | Mikko HIRVONEN | M | 3:52:48.1 | +14.4 | +1:32.0 |
5. | 11 | Petter SOLBERG | 3:52:51.8 | +3.7 | +1:35.7 | |
6. | 5 | Matthew WILSON | M | 3:58:26.2 | +5:34.4 | +7:10.1 |
7. | 12 | Mads OSTBERG | 3:58:44.4 | +18.2 | +7:28.3 | |
8. | 9 | Federico VILLAGRA | M | 4:01:52.2 | +3:07.8 | +10:36.1 |
9. | 14 | Khalid AL QASSIMI | 4:02:11.9 | +19.7 | +10:55.8 | |
10. | 8 | Kimi RAIKKONEN | M | 4:02:50.4 | +38.5 | +11:34.3 |